パンパイプと共に

熊本からパンパイプ(パンフルート)にまつわる色んな出来事や雑感を綴っていきます

アンブシュアが違う

パンフルートを始めてまる2年と少し経ちました。たま〜にですが、パンフルートとの一体感を感じる時があります。それはフルートのアンブシュアとの違いをはっきり意識してからです。

フルートのアンブシュアは、前にも書きましたが、シャーを減らすために歌口の向こう側のエッジにアパチュアの部分を近づけます。さらに唇の滑らかな内側の部分を使いたいので、唇を左右に引きながら下唇を歌口に押し当てます。つまり、アンブシュアを作るのに数秒はかかるのですね。

一方、パンフルートは、運口するのに歌口から唇を離さなければいけません。オクターブ跳躍なら完全に離れますね。さらに、速いパッセージをダブルタンギングで吹くに至っては、軽く接するくらいにしとかないとインテンポで吹けません。

つまり、パンフルートはフルートのアンブシュアでは上手く吹けない、ことを自覚したのです。やっとです笑。

私は現在、唇を左右に少し引くだけにして、口周りの力を出来るだけ抜くように努めています。

【2021年3月10日追記】1オクターブの跳躍でも歌口から口を離さないでスライドさせる吹き方もあるようです。追記終わり

 魔笛から 俺は鳥刺し 相変わらず練習中😀