パンパイプと共に

熊本からパンパイプ(パンフルート)にまつわる色んな出来事や雑感を綴っていきます

トリル

 フルートだと指を小刻みに動かせばいいし、音によってはトリルキーという便利なメカも付いてますイイナ。

 それでも、2つの音がびっこ引かないようにしたり、音量や音色を揃えるような練習は必要なんですが。

 さて、パンフルートはというと、これがまた難しいのですよ😓

難しさ①

 速くできない。粒が揃わない。私の楽器の場合、管の間隔が12〜22ミリなのですが、この距離を口、または楽器を横方向に速く動かすのが大変です。さて、口と楽器どっちを動かす? プロ奏者の動画をみると口というか頭を左右に振る人が多いようですが、両方動かす人もいますね。私の場合、頭を左右に激しく振ると脳内の血管が切れそうで怖いので、出来るだけ楽器の方を動かす練習をしてます。

難しさ②

 口が痛くなるので続けて練習できない。流石に摩擦熱でヤケドするような練習はしませんが、その前に皮膚が持ちません。粉か油を使えばストレスなく練習できるのでしょうが、最近は面倒なので使わないようにしてます。ということでロングトーンと併せて毎日少しずつの練習が必要なのかな。

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 トリルの練習は、他の装飾音の上達にも繋がる基礎練習と思われます。それから、最初にトリルの練習をすると唇の感覚が鈍るので、出来るだけ最後の方に入れています。

 今練習している曲 タイスの瞑想曲 心が落ち着きます。