日本パンフルート協会の中村会長から、誰かパンフルート用の飛沫防止装置を作れないかとお尋ねがあったので、前から考えていた事もあり作ってみました。
考えられる条件は、軽量で着脱が容易、演奏に影響しないこと。そこで隙間テープ、クリアホルダーを使用。厚さ2㎝の隙間テープを2本重ねたもの、と1本の2パターン作成しました。本体への接着は、粘着力を下げたテープを使うか、私は隙間テープの粘着面にベビーパウダーを少し塗布して粘着力を下げてみました。(最初クリップでの着脱を考えましたが楽器に傷がつきそうで却下しました)
【感想】
まず、左手の持ち方を少し変えないといけません。
見た目がスマートなのは隙間テープ1本ですが、口と近い分、息が多く返ってきて少しストレスですし、吹いてて窮屈な感じがします。2本重ねたバージョンではストレスなく吹けます。半音操作で楽器を傾けても顔には当たりません。重さは2本バージョンで17gなので見た目ほど重くはないです。
隙間テープはもう少し小さいサイズでいいかもしれません。
正面から見える隙間テープの部分は好きなデザインのシールを貼れば良かったですね。
実際には、このような装置は使わないで、立ち位置の1m位の所にアクリル板を立てることができるならそれが1番いいと思いますが、飛沫防止の点からはどちらが良いのでしょうか。
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