パンパイプと共に

熊本からパンパイプ(パンフルート)にまつわる色んな出来事や雑感を綴っていきます

ロングトーンはなぜ必要か

毎日の練習で退屈なのがロングトーン。でも大事なんですよね。

アンドレアさんから習ったロングトーンは2種類あって、基本は一定の音程、音色、音量で音を長く伸ばすロングトーン

この基本のロングトーンは、曲の中で長く伸ばす音を吹く時に必要ですし、長いスラーがかかっているフレーズはブレスなしで吹きたいですよね。あるいは曲の最後に全音符で2小節がタイで繋がっている場合もあります。しかもフェルマータ付きで。スラーやタイは長くても普通は2小節内なので、最低でもメゾフォルテで8秒、できれば16秒は伸ばしたいものです。

パンフルートは吹いた息に対して音になる効率が悪いので、腹式呼吸ができていないと最初のうちはきついかもしれません。でも、ロングトーンを繰り返すことでだんだんと長く吹けるようになります。吹いた量は裏切らない!です。

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他にも、高音域のCとG問題(ハ長調調律の楽器ではCとF問題)があって、その対処にもロングトーンが大事だとアンドレアさんは仰っています。CとG問題はまたの機会に説明します。