パンパイプと共に

熊本からパンパイプ(パンフルート)にまつわる色んな出来事や雑感を綴っていきます

2021-01-01から1年間の記事一覧

プレダ・パンフルートの材質のブラインドテスト

韓国のパンフルート奏者であるチェ・ギホさんがプレダのパンフルートを材質別に聴き分けられるか、というブラインドテストをYouTubeにアップしています。 材質は、竹、シカモア(カエデ科)、ローズウッド(紫檀)、ブラス(真鍮?)の4種類。【訂正】ローズ…

パンフルートの集いに参加!

2021年11月20日広島市内にある教会で、日本パンフルート協会主催によるパンフルートの集いが開催され、私も参加させて頂きました。 コロナ禍の影響で2年ぶりの開催でしたが、各地から30数名の愛好家が集い、それぞれの想いを奏でました。午後からの3時間、パ…

パンフルート試奏体験セミナーin熊本

「パンフルート試奏体験セミナー」を再開します。 【対象】パンフルートを吹いてみたい、どんな音がするのか聴いてみたいなど、とにかくパンフルートに興味がある方ならどなたでも。 【セミナーの内容】初めての人は音が出るようになるまで簡単な手ほどきを…

改装中

パンフルートの練習室に使っている拙宅離れ「ちくりん庵」を改装中です。 改装といっても汚れた壁紙や天井を扱うだけですが、低予算なのでDIYでぼちぼちやってます。 もともと少し残響がある部屋なので、その残響が無くならないように材質にもこだわってます…

タンギングを使い分ける

自分の演奏を聴き直してみると、タンギングの音が気になることがあります。片や、音の境目がはっきりしないムズムズする演奏もあります。 原因は、録音する環境とタンギングの方法が合っていないのです。マイクとの距離が近い状態で強いタンギングをすると、…

やっぱり半音が難しい

パンフルートで半音を出す時、楽器を傾けたり、アゴを動かしたり、あるいはアパチュアから出る息の角度と量を変えたりします。半音上げるのではなく半音下げるのですが、その時に①音が下がりきらない②音色が変わる③音が小さくなる、などの問題が生じます。特…

カクテルパーティー効果

曲の仕上げの段階に入り、夜ベッドで自分の演奏を聴きなおしていたら、パンフルートの音の背景にワシワシワシワシと聞こえます。クマゼミの鳴く声。確かに録音する時セミが鳴いていたのは気づいていたのですが、伴奏の音と自分の吹く音に集中していたのか、…

初級レッスンを始めました

私自身がまだ発展途上なのにパンフルートの輪を広げたい一心で初級レッスンを始めました。教えるからにはきちんと教材を用意し、その人に合ったレッスン計画を立てます。なのでレッスンは有料にしました。しかし、プロではないので最低限の金額を対価として…

パンフルート試奏体験セミナー in 熊本 の継続について

4月に行った「パンフルート試奏体験セミナー」をしばらく継続することにしました。 【趣旨】パンフルートの魅力を熊本の人に伝えたい、熊本にパンフルートの愛好家を増やしたい、そういう想いからセミナーを企画しました。多くの人に実際にパンフルートに接…

熊本パンフルート愛好会 近況報告

現在まで、試奏体験セミナーに2名参加していただきました。 お二人ともパンフルートに大変興味を持っていただき、楽器の注文と当愛好会にも参加してもらいました。 これで在米組を入れて5名、何とか形になりつつあります。 早ければ年内に愛好会としてステ…

第1回パンフルート試奏体験セミナー in 熊本

熊本で「パンフルート試奏体験セミナー」を開きます。 【趣旨】パンフルートの魅力を熊本の人に伝えたい、熊本にパンフルートの愛好家を増やしたい、そういう想いからセミナーを企画しました。多くの人に実際にパンフルートに接していただきたいと思います。…

「風魂 パンの笛に魅せられて」

我が心の師である岩田英憲先生のエッセイ集を紹介します。 岩田先生のパンフルートへの想いが詰まった本で、楽器や演奏の技術的な内容も含まれています。 以下一部引用「心がふるえる音楽は、ピッチやビブラートなどのテクニックを超え、楽器を持つ者の人間…

高音域のCとG問題

初心者のうちは高音域を吹くのが難しいと思います。その原因の一つにCとG問題があります。高音域の C(ド)とG(ソ)を吹くと、音がぶら下がるようにフラフラする現象です。これはG管(ト長調)の場合で、C管(ハ長調)の場合はCとFが不安定になります。 原…

ロングトーンはなぜ必要か

毎日の練習で退屈なのがロングトーン。でも大事なんですよね。 アンドレアさんから習ったロングトーンは2種類あって、基本は一定の音程、音色、音量で音を長く伸ばすロングトーン。 この基本のロングトーンは、曲の中で長く伸ばす音を吹く時に必要ですし、長…

楽器の左右の向き

市販されているパンフルートの多くは左高音です。ルーマニアタイプというのかな?一方で、右高音は中国や台湾に多く、ショップによっては左手用と表記してあります。 初めてパンフルートを買う時、どちらにしようか迷いました。今まで使ってきた鍵盤楽器やハ…

音の終わり方〜リリースしない

パンフルートは息を歌口に直接当てて音を出すエアリード構造です。オカリナやリコーダーもエアリード構造ですが、歌口に当てる空気の量が一定なので音の終わりで音量を下げようとして息のスピードを下げると音程も下がります。その点、パンフルートは息を出…

運口と運手の組み合わせ

パンフルートの入門用の教則本には、音の移動をするのに初めのうちは首を動かして、つまり口の方を歌口に運んで練習するように書いてあります。そして、以前の記事「運口⁉︎」の中で口を運ぶ難しさを書きましたが、速い曲を練習しだしてから「運手」の重要性…

今年の目標

今年は日本のパンフルート界を盛り上げるひと笛になりたい、ということで 自分のスキルアップ YouTubeでの発信 リモートでの超々初心者講座 などに取り組みたいと思います。 本年もよろしくお願いします。