パンパイプと共に

熊本からパンパイプ(パンフルート)にまつわる色んな出来事や雑感を綴っていきます

タンギングを使い分ける

 自分の演奏を聴き直してみると、タンギングの音が気になることがあります。片や、音の境目がはっきりしないムズムズする演奏もあります。

 原因は、録音する環境とタンギングの方法が合っていないのです。マイクとの距離が近い状態で強いタンギングをすると、耳障りなアタック音を拾ってしまいます。逆に、響きが良いホールなどでソフトなタンギングで演奏すると、メリハリのないふわふわした印象を与えます。曲想にもよるので強いタンギングがマストではありませんが、ホールでバッハを吹く時はタンギングを意識して演奏したいと思います。