パンパイプと共に

熊本からパンパイプ(パンフルート)にまつわる色んな出来事や雑感を綴っていきます

2020-01-01から1年間の記事一覧

チューニング1

パンフルートのチューニングは大変なうえに難しいです。 大変なのは1管ずつチューニングしなければいけないこと。 他の管楽器と同様に音程は温度の影響を受けるので、例えばステージ上で照明やエアコンの影響で温度が変化すると音程にも影響します。 ざっと…

運口⁉️

フルートの技術的な難しさの一つは、フィンガリングではないでしょうか。 さらにスタッカートがあるとタンギングとのシンクロも難しい。 例えば、バッハのバディヌリーは指はもつれるわ、タンギングとも合わないわで、インテンポで吹けなかった(T . T) パン…

コレッリ

Music Studio で新しい練習曲の伴奏をMIDIで入力中 曲は Corelli作曲 ソナタ 作品番号5-10 プレリュード 面倒だけど早く合わせたい。 わくわくしながら打ち込んでます。

倍音3

若い頃にフルート奏者の小出信也先生のレッスンを受けた時の話です。 音色の話になり、「音色(おんしょく)をよくするにはどうしたらいいですか」と聞いたところ「君、おんしょく というのを ねいろ と言うだけでも変わるよ」と言われ何となく得心したこと…

倍音2

海外のプロ奏者の倍音を調べてみました。 録音などの条件がそれぞれ異なるので単純に比較してはいけないのですが、基音と倍音との相対的な比だけでも参考になります。 Lonely Shepherd 冒頭のA 880Hz の音です。 いずれも2倍音が鳴ってますね。それから3倍音…

倍音

パンフルートの音の魅力を探るべくフルートなど他の楽器と比べてみました。 今回は倍音を調べてみます。 図の横軸は周波数Hzで、縦軸は下方向に向かう時間軸。 440の部分はラの音を吹いたときの周波数のピークです。 パンフルートは偶数倍音は鳴らないのです…

鍛錬

我が家から車で20分ほど走った所に宮本武蔵が晩年「五輪書」を記したという霊巌洞があります。 五輪書の中で武蔵曰く「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」 千日は約3年、万日は凡そ30年。私の場合あと30年は無理か笑 どなたのブログだったか、一曲を…

低音が難しい

フルートはC6からC7までの高音をppで吹くのが難しく、小さいアパチュアと息のスピード、それを維持するために息の支えが必要です。パンフルート始めるまで考えもしなかったのですが、フルートは開管でC5から上は倍音なんですね。そのために息のスピードが必…

アパチュア

唇から息を出す部分の形をアパチュアといいますが、フルートを習い始めの頃、高い音を出す時はこの形をできるだけ小さく滑らかな円形にするよう言われました。 ソーメン のように細くて長い息が出るようにと。 ソーメンは高音域だけで、最低音のCでは「きし…

プラスチック製パンフルートの感想

いつかは熊本でパンフルートの体験ワークショップを開きたい。 そのための準備としてプラスチック製を買ってみました。 【ストアの表記】 高品質 22 パイプと PanFlute ベース G キー Abs プラスチックルーマニアパンフルート楽器調整可能 60 US$ メーカーは…

パンフルートと共に

美しく素朴な音色に魅せられ、すっかりハマってしまいました。 愛好家の一人としてパンフルートの輪が広がるよう、熊本の地から発信していきたいと思います。 まずは手持ち楽器の紹介 写真のパンフルートは全てメイプル(カエデ)製です。